Izmi
Vocal

小さい頃から歌は好きで、ひとつ上の姉と「みんなの歌」の曲なんかをよく歌っていました。
幼稚園からピアノも習っていたものの楽譜通りに弾くことが出来ず、バイエル上巻の途中で挫折。。。
それでも小・中と鼓笛隊やら吹奏楽部で音楽に触れてはいました。

カラオケ以外で人前で歌を歌うきっかけは18歳くらいの時、知り合いの牧師夫妻が主催していたゴスペルクワイアに参加したこと。
歌、というものに初めてしっかり向き合い、歌を通して心を表現するという経験をしました。

その後カナダへ留学。
しばらく音楽とは距離を置いた生活をしていましたが、気まぐれでクラッシックのボーカルレッスンを取ったところ、最初のレッスンでオペラ歌手の先生から「あなたはプロで歌をやっていきたいと思ってるの?それとも趣味?」と聞かれ、プロのシンガーとして生きるなんて突拍子もないことと決めつけて考えもしなかったので大仰天。

「プロ?!そんなこととんでもない!!」と言う私に「え?なんでなれないの?なりたいならなれるよ。然るべきトレーニングを受けさえすれば。」とさも当然かのように言う先生の言葉にガーン!!
と衝撃を受けると同時に、
あ、そんなことも願っていいんだ。。。
と、人生の可能性が開かれた瞬間でした。

そしていよいよ大学卒業を控え、進路を考えている時、出来ることも出来なさそうなことも含めて私が本当にやりたいことを自分の心に問いかけると、
「歌いたい。しかも自分で作った曲!」との答えが出てきたのでした。

自分で思ったくせにここでも仰天しましたね。

本気で言ってんのか?と。

曲なんてまともに作ったことなかったですから。

でもその時、信じてみたい、って思ってしまったのです。

どこまで出来るのか。
今なーんにもない状態で、私はここからどこまで行けるのか。

カナダ留学での5年間にもいろいろあって、その都度鍛えられ、乗り越えてきたおかげで妙に大胆で勇敢になっていたもんで、もうそれでいっちゃえ!と勢いで決めて帰国しました。

帰国したらしたでいろいろありましたね。

最初の何年かはカフェや有名なライブレストランでバイトしたりして楽しく過ごしてたけど、音楽に関することは思うように出来なくて、先が見えなさ過ぎて途中何度諦めようと思ったことか。

でもその度におかしなことに、誰かが私を待っててくれてるんだから今ここで諦める訳にはいかない!と思っていたんです。

実際表立った活動もしてかったくせに本当おめでたいやつだなと思うけど、よくわからない使命感があの時の私を後押しして徐々に曲が生まれるようになりました。

当時通っていたダンスの先生の紹介でプロデューサーでサックス奏者のGary Scottと出会い、本格的に音楽活動を始めることになります。

Garyには本当にたくさん引き出してもらいました。

高いレベルのスキルや感性を教えてもらうことで、ミュージシャンとしてどこを目指すべきかを見出せたのは大きかった。

今もこれからも、私が音楽を続けて行く限りずっと持ち続けるであろう指針であり、追い続ける背中なんだろうなと思います。

GaryのプロデュースでIzmiソロ名義のアルバム”With You”を出す訳なのですが、ここからもまぁ手探りで。。。

元々不器用な上に楽器を弾けない(作曲する時は一応鍵盤を使いますが)ので、ライブやイベントの時はサポートをお願いしていましたが、ある時、ほぼ地元の柏でイベントに誘われて、主催の方にサポートを探してもらったところ、連れて来られたのがギターのみちおくんでした。

初めて音を合わせた時、聞き慣れたはずの私の曲が、まるで全然違う曲かのように、いい感じにアレンジされているのに驚いて(しかもギター一本で!)感動したのを覚えています。

それで一緒にやりましょうか、とIzmi & Michio を結成することになるんですが、そっからもHanaWuta になるまで、いろいろあったなぁ。。。

二人でとにかく試行錯誤しながらの日々でした。

元々センスとか好みは近いものがあったけど、そこからさらに呼吸が合うようになって信頼感がお互い深まって、音楽性がガーっと広がってきた気がします。それに従ってやりたいことが増えたらギターと歌だけじゃ出来ないことが出てきて。。。

ある意味とても自然なタイミングでアコースティックにとらわれずにバンドスタイルでもやって行こう!という決断に至りましたが、アコースティックのスタイルにこだわって今までやって来れたのは今となっては本当に良かったと思ってます。

ギターと歌だけだと本当に間違えられないし、緊張感とともに感性が研ぎ澄まされるというか、おかげで歌も本当に鍛えられました。

これからは、今までの私たちの音楽を踏まえて反映させて、恐れずにさらに進化させていくつもりです。

私の歌もみちおくんのギターもこれからどんな風に変わっていくのか、音楽が私たちをどこに連れて行ってくれるのか。。。
私たち自身、今ものすごく楽しみにしているんです。
オペラ歌手の先生の一言で開かれた人生の可能性を、今また強く信じる気持ちが湧いて来ています。

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